2ちゃんねるで福島原発事故に関する情報を集めていると、
しばしば「コッペリオン」、「チャイナシンドローム」といった
言葉を目にすることがあった。
聞いたことのない言葉だし、ニュースなどでもそのような言葉が
出てくることはないので、一体何なのだろうか、と気になって
いたのであるが、調べてみたところ、どちらもフィクションの作品の
タイトルであることがわかった。
「コッペリオン」とは、ヤングマガジンで連載されている漫画、
「チャイナシンドローム」とは、1979年に製作された映画、である。
この二つに共通していることは、どちらも原子力発電所が事故を
起こし、大規模な放射能汚染が発生する(した)、ということで、
それぞれの作品の舞台背景が、今回の原発事故とオーバーラップ
しているため、よく話題にあがっているだけのようだ。
蓋を開けてみたら、何てことはないことだったのだが、
この両作品の作者にしてみれば、娯楽作品として作ったものが、
まさか現実味を帯びてくることになろうとは、と複雑な心境に
なっていることだろうと思う。
どちらも、あくまでも物語上の設定で、今回の事故と瓜二つ、
というわけではないし、もっと悲惨な状況だったりするが、
これらの作品のレベルに現実が追いつかないことを祈るしかない。